投稿者:カヅヒコさん
これは高校時代のクラスメイトのNの体験談です。
Nが中学生の時、友達2人とで小倉南区徳力にある
友達の家に遊びに行ったそうです。
色々、話なんかして夕方になって2人は帰る事にしました。
自転車に乗っていて、友達が前にそしてNが後ろについていってました。
その通りはモノレールが走っている国道322号線という道路でした。
そして2人が大きな交差点にさしかかろうとした時の事です。
先に走っていた友達が交差点を過ぎて、
Nが交差点に差し掛かろうとした時、
横断歩道の手前の地面に変な物が
落ちているのに気付いたそうです。
Nは視力があまり良く無かったので、
目をこらしながら進んで行ったそうです。
その変な物との距離が2mくらいになってNはその正体に気付いたそうです。
なんと、そこにあったのはアスファルトの歩道に
ブラックホールのような穴が開いていて、
その穴から出ている手招きをしている右手だったそうです。
「うおっ!!」 っとNは右にハンドルをきって
なんとかその手から避ける事ができました。
しかし、その避けた先の目の前の空中に同じように
ブラックホールのように空間がねじれて、
今度はそこから左手が出ていたそうです。
「うわぁっ!!」 Nは身をかがめ、
どうにかその左手にも触れずにすみました。
当時、その交差点では交通事故が多く花束がたくさん置かれていました。 きっとその右手と左手が通りがかる人を
あの世に引きずり込んでいるんではないでしょうか・・。