投稿者:ひろこちゃんさん
ワタシの実の母親はワタシが小学校一年生の時に
病気でなくなってます。
正直言って、母との思い出や
母の事を覚えてるのはほんの少しです。
ですが、ワタシは母はやっぱり母なんだと思いました。 ワタシは人生で一度だけ
交通事故に合いそうになった事があります。
高校2年生の春でした。 色々な事で悩む年頃だったのか、
その時も悩み事がありボーッとしてる事がよくありました。
学校の帰り、駅から自転車置き場まで行こうとし、
信号のない横断歩道を歩いていました。
車が来てる事も気付かずに。
ハッ!とそれに気付くと、
「もうダメだ!轢かれる!!」 と思いました。 その時、ワタシの体は右斜め後ろにぐいっと持っていかれ
車とぶつかるのを回避しました。
体を後ろにもっていかれ、何だ?何だ?と不思議に思ってた時、 ワタシの周りにとてもとても、優しい空気が
ふわふわとまとわりつく感覚がありました。
優しく懐かしい匂いのする空気。
直感でワタシは母だと思いました。
はっきり言って、その空気が何なのか、母なのか、
違うのかそれが分かる証拠なんて全くありません。
でも、ワタシはそれが母であったと信じたいです。
今でもワタシを守ってくれてる。
ずっと見守っててくれたんだなと思いました。
周りの人が不思議そうにワタシを見つめ、
バラバラと人が歩き初めてからも
ワタシはその場に立って母に御礼を言ってました。
お母さん、ありがとうございます。(感謝)