投稿者:えいぶ~さん
小学校の時の話です。
俺が小学生3年か4年の頃、近所の友達Kと
上級生M君の人と、いつも遊んでいました。
地元は田舎なので、ひと気が少なく、
何やっても見つからない場所が結構あった。
僕の家の近くは高速道路が通っていて、
横の側道からよく入って遊んでいた時がありました。
そこは下は車二台がやっと通れるトンネル、
横は緩やかな山でそこを上れば高速道路の中に入れた。
今はその高速道路には高いフェンスがあるから行けないが、
ここで、よくいっしょに遊んでいた上級生のM君が亡くなった。
なんでも、一人で夕方そこで遊んでいたらしく、
道路の真中でトラックに轢かれたらしい。
僕はお通夜に行って、
その上級生M君と友達Kとそう言う事をして
遊んでいたのがバレてめちゃ怒られた。
(もう大分前なので忘れたが) そうして月日は立って18歳の頃、
車の免許を取って、夕方にドライブていた時、
何気なくその高速道路のトンネルを通って山越えをしようとしたら、
友達K(昔からの)が急に黙り込んだ。 何で黙るのかなと思って上を見あげると、
高速道路の横の高いフェンスの上に男の子が座っている。
見た瞬間に友達と分かった!
「M君だ」二人でそう叫んだら、こちらを向いてニコっと笑った瞬間!
その、M君の顔と胴体が5メートルぐらい離れて、消えた。
M君が死んだ時の事が思い出した。
トラックに轢かれてグチャグチャだった事を......
顔が青ざめて行く様子が分かった。
二人でその場を逃げた。
全速力で家に帰った。
そうして、二人で昔の写真を見てM君だったことを確認した。
友達は俺の家を帰る間際までズーっと恐がっていたが、帰っていった。
その夜、寝る時、金縛りに遇い、枕もとに人が居るのが分かった。
その人は「脅かしてごめんね」と言って消えた。
枕もとに立っていたのはM君だったのは分かった。
昼間は脅かすつもりはなかったみたいだから、
もう大丈夫と安心していると、友達Kから電話があり、
俺と同じ現象に遇ったという。
二人同時に見ていたらしい。
二人で話して、もう大丈夫な事を確認して寝た。
それからはそこの高速道路を一人で通っても全然大丈夫だった。