投稿者:いちごちゃんさん
みなさんは色情霊ってご存知でしょうか。
これは友人のNちゃんの話です。
高校を卒業後、専門学校に進んだNちゃんは
就職も決まり、一人暮しをはじめました。
Nちゃんの実家は大きい神社でした。
(お父さんはそこの宮司さんをされてました。)
Nちゃんはお父さんに似て、霊とかには敏感でした。
一人暮しをするにあたり、お父さんがお札をくれたそうです。
(私も見たことがありますが、木でできたお札でした)
Nちゃんはそのお札を玄関に貼っていました。
ある夜のことです。
Nちゃんが床に入り、眠りについてしばらく経ったころ、
アパートの外を人が歩く足音で目がさめました。
ベランダの向こうに誰か立っています。
でもおかしい、Nちゃんの部屋は2階です。
誰もいるわけないんです。
もちろん人間ではありません。
そんなことが3~4日続きました。
「お札を貼ってるし、大丈夫」
Nちゃんはそう思っていたそうです。
ところが、とうとうその人影は Nちゃんの部屋へと入ってきました。
男の人でした。
気づくと足元に立っています。
Nちゃんは動けませんでした。金縛りです。
「こわい!」
でも体は動きません。するとその男の霊は、
Nちゃんの布団をはぎ、パジャマを脱がせ、
体中を触ったかと思うと、
最後にはとうとう犯されてしまったそうです。
怖いのと感触があまりにもリアルなのとで
、その時は泣きながら失神してしまいました。
翌日会社を休んで実家に帰り、お父さんにそのことを話しました。
するとお父さんが、
「お札は?どこに貼った?」
と聞くので、
「玄関の内側に貼った」と答えました。
「外側に貼りなさい、それは魔よけだから、
外側に貼らないと意味がない」
そういわれました。
「蘇民将来」と書かれているお札をNちゃんは
玄関の内側に貼ってしまったのです。
慌ててNちゃんは玄関の外側に貼り替えたそうです。
それからは何もないといってま した。
そのことを聞いた時は、
「うっそー、ほんとに誰か入って来たんやない?」
と思い ました。でもNちゃんが続けて言いました。
「色情霊っていうんてー、そうゆうの。
それに朝起きたら布団もかぶってたし、
パジャマもちゃんと着てた。」