こっくりさん

怖い話

こっくりさん

投稿者:あんやんさん


中学2年生になるM男のクラスは男子の間で、
こっくりさんが流行っていました。

M男の友達のS男とN男が、M男をこっくりさんに誘いました。
そして、3人でやる事になり、こっくりさんに聞くことも決まりました。

聞くことは、「Mは何歳まで生きますか。」です。
そして、こっくりさんが始まりました。
「こっくりさん、こっくりさん、とよかわいなりの。
M男は、何歳まで生きますか?」

10円玉が、スススッと動いて、(2・0・さ・い)と答えました。 M男は、「まじかよ、あと7年しかないの?」
とぶつぶつ言いました。

________そして7年後の、M男の誕生日の日。

もう一度、7年前の3人で、こっくりさんをやる事になりました。 始めたばかりのころ、N男が、M男の家が
火事になっていることを発見しました。
あわてた3人は、「こっくりさん、こっくりさん、お帰りください」を
言うのを忘れて、現場へかけつけてしまいました。

そして、煙を吸いすぎたM男は、その日に亡くなりました。 もしあのとき、「こっくりさん、こっくりさん、お帰りください。」
を言っていたら・・・・・・・・・・・・・・・

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