消えた友人

怖い話

消えた友人

投稿者:和馬さん


これは僕が高校を卒業して就職した職場での出来事です。
ぼくが就職した所は北海道は登別にある
今でもやっている某時代村。(日〇江戸村系列)
僕はオープン前からのスタッフでこのテーマパークは
みなさんも知っている通り、戦国時代の時代考証をもとに
再現されたテーマパークでまだオープンして間もないころの話。
時代村と言う所はなぜかどの村も奇怪な出来事が多く
ここ登別も例外ではなく起こります。
飛ぶ生首、消えるマネキン、エアマットがないところで
飛び降りを披露する髪の長い忍者、
自分の名前を呼ぶ知らない花魁(おいらん)、
この時代村には幾つかのお化け屋敷がありました。

その一つ「おにゃ〇こ寺」と言うところで僕の友人Kは働いてました。
この寺もやはり奇怪な事が多く、
もぎり室にいると耳元で女の人がささやく。

天井から覗く謎の霊、何もないのに寺を吠えるお客さんの犬、足をつかまれる、
真っ青になって出て行くお客さん、鐘のそばに立つ知らないお坊さん、
肩が重いと訴えるお客さんなど。
僕は忍者屋敷から閉館したもう誰もいない村を
おに〇んこ寺めざして忍者仲間達といきました。
寺に着くなりすぐ見回りにいくと
(各施設閉めるときには最後に施設内を見回る)
Kはいつものとうり電気を消し真っ暗にして
懐中電灯を片手に寺の中へはいっていきました。

(規則です)
10分後、20分後、30分後、40分後 遅くても
15分くらいで見回れるのに帰ってこないので、
おかしいと言うことになり僕が中を見にいくことにしました。

(みんな女の人ばかりだし動きやすい忍者服だった。)

腰の刀(ジェラルミン制、十分武器にはなる)をにぎりしめ真っ暗な中へ・・・。

懐中電灯がなかったので作業灯を点けようと思ったのですが、
もしかしたら何かあったと思い真っ暗のまま行くことにしました。
(灯りがないと本当に真っ暗)

中の構造は単純で幅は2メートル弱、一本道、暗くても僕は進めました。
K-----! K------!!
大声でKを呼びながら歩きました。
人の気配はなく気づけばもう出口。
みんなも不思議な顔で僕を見る。
今だ見つからないK。

仕方なく今度は作業灯を点け出口からいくことにしました。
K-----! K------!!

又同じく大声でKを呼びながら歩きました。

誰もいない。

みつからないまま入り口へ。
するとみんながもぎり室にいるのでみんなのそばへ行くと
そこにはKが放心状態でいました。

みんなの話を聞くと僕が入ってすぐに出口からでてきたそうです。

僕が入ってすぐに・・・・!?

おかしい・・・。 K本人の話はと言うと。

「見回りの途中、突然懐中電灯が消え何処にいるかわからなくなり気がつけば、

出口付近の最後の仕掛けがある廊下にいた。」

作業灯が点いた時気づいたらしい。

しかも懐中電灯が消えた場所はそこではない!

おかしい・・・。
僕でさえ真っ暗の中出口までいけるのに、
ましてやKは自分の庭みたいなところ。

迷うはずが!!
1回目の時もましてや灯りをつけた2回目も
人の気配もなかったし、誰もいなかった。

ぼくは大声をだして歩いているいる。

でもKは僕の声も聞いてないし、僕の及び人の気配すら感じなかったと言う。

一応電池を取り替えたばかりの問題の懐中電灯を調べると何の問題もなく点く。

Kがみんなを騙そうとしたと思えないし、Kになんのメリットもない。

おかしい・・・。 もっとおかしいのは・・・。

みなさんもわかりますよね・・・・?

灯りを点け出口からはいった僕の2回目の見回り、
問題のKの居た出口付近の場所。

そしてそこからすぐ出てきたK。
僕がすぐにそこを通ってたのにもかかわらず
そこには誰もいなかった事に・・・・。

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