ちょっと愉しそう

怖い話

ちょっと愉しそう

投稿者:ややさん


これは私の友人の話というか、私の家の話というか。
私の実家は周囲にお墓があり、半分お化け屋敷のようです。
(家自体には何もないようですが)

また私が、『拾って』きて他人に『押しつける』迷惑な体質なもので、

実家の玄関にはお札が貼ってあり、霊が入れないようにしてあります。

ある冬の日、夜遅く霊感のある友人A子が、突然訪ねてきました。
その日は私の誕生日で、日付が変わる前に、
とプレゼントをもってきてくれたのですが、

中に入るようすすめてもすぐ帰るからと中には入りませんでした。

はいっても若い女二人、話に夢中になり一時間はそのまま話していました。
と、ふときづくと、A子はなんとなく右の方(私から見て左の方)を、
チラチラと見ているのです。

「・・・どうしたの?」

「うん。さっきからそのベランダの端にいるよ。」

私の実家は一階は倉庫、二階が住居なんですが、
外階段から二階に上がると、

ベランダをはさんで母屋と離れにわかれています。

当時私は離れに住んでいました。

『拾いぐせ』のあるくせに、ほとんど霊感のない私が、A子の言葉に

「ほんと?」
と聞いた時、

「あ・・・ここにきた・・・・」

どうやら私たちが意識したため、近寄ってきたらしいのです。
私には見えませんが、A子の視線からすると、
彼女のすぐ右手側にいるようでした。
はなれの玄関にもお札が貼ってあるため、
それ以上は近寄ってこれないようでしたが、
私はこのまま友人についていってはいけないと思い、
いつも『拾わないよう』持たされているお守りを、

彼女に渡したのです。
しばらく話ながら、そのお守りをもて遊んでいたA子は
、突然左手にお守りを持ち、霊のいる右の方へつきだしました。

「?」

「あっ逃げた。」
A子のその行動で、その霊ははじめいた
ベランダの端まで逃げたそうです。

その後A子から、その霊のいる場所についてくわしく教えてもらったりしましたが、

やっぱり私には見えませんでした。
今でもそのときのA子の行動をおぼえていますが、
逃げた霊を一緒に見られたらおもしろかったかも・・・

と、ついバチあたりなことを思ったりします。

見えないからこそそう思えるのだと思います。
別のかなり霊感の強い友人は、
その霊のいる方には直視したくないと言ってましたから

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