投稿者:CJさん
これは聞いた話です。
僕の知り合いは、よく金縛りにあうそうです。
その日もいつものように金縛りになった感覚があって、
「ああまたか・・・」
そんな感じで解けるのを待っていると、
いつもと様子が変なのに気付いたそうです。
いつもはすぐ解けるはずが、その日はなかなか解けず、
ふとあることに気付いたそうです。
‘足元に何かいる!‘そんな感じがして、
その人も今日はヤバイと思ったらしくどうするか迷っていたそうです。
そうしているうちに足元から「ズルリ・ズルリ」と
這い上がってきて、全身がこわばり、足にのっかってきました。
その乗っかってきた感覚がまた気持ち悪かったらしく、
どうも足元の異物は上半身だけだったらしいです。
それがゆっくりと這い上がってきて、その人は、
一生懸命念仏やら何やらを唱えて、耐えていたそうです。
その甲斐あって、胸元まで来た異物は、
だんだんと下の方へ戻っていったらしいです。
それでちょうどその異物が足元にまで降りていったとき、
その人は安心したのか「ふっと」気が抜けてしまったそうです。
そして気が向けた瞬間、
「ずざざざざざざざざ~~~~・・・・・」
っと異物が這い上がってきたそうです。
そこでその人は、またこわばって全身に力を入れると、
まただんだんと異物が降りていくのが分かったそうです。
そして、その異物が完全に降りてしまうのを待って、
ゆっくり吐息をはくと、金縛りも解けて、楽になったそうです。
(これを読む時は、ゆっくりと頭の中で創造して見てください)