投稿者:蜜鮫ヨシテルさん
これは今でも不思議に思う体験です。
小学校1・2年の時の事。前に住んでいた家の後ろは山で、
自分の家の土地だったので土・日はよくそこで遊んでいました。
山といってもそれほど高くはなく、危険性も少なかったです。
頂上には僕の家を見守ってくれている山の神
(正式名称は知りません・・・)の祠があって、
僕は山に登るたびにその神様にお礼を言っていました。
そしてその日もお礼を言ってから山の木に登ったり、
探検などをして遊んでいました。
日が沈み始め、腹が減った僕は山を降りようと山の神様に
「ありがとうございました、これからもお願いします。」
と子供ながらに礼を言い、山を降りようとしたその瞬間!
足を滑らせ、そのまま転げ落ちていく!
しかもその先には高い崖!!
いつも母に「ここには近づいちゃダメよ。」
と忠告されていた崖に、僕の意思とは関係なく
どんどん近づいている!
「やばい!落ちるっ・・・!!」
目をつぶってあきらめかけたその時、
身体が宙に浮くような不思議な感覚・・・。
「・・・?」
目を開けると崖から離れた場所に・・・。
無傷で。
その時とっさに「山の神様が僕を助けてくれたんだ。」と確信しました。
僕は小学校3年で転校したので、今はあまり山の神様に会っていませんが
もし機会があったら、あらためてお礼をしたいと思います。