投稿者：おねえさん
これは私の友人が体験したお話です。
その日友人は数人の友達と一緒にとある喫茶店にいき、
たわいもない話で盛り上がっていました。
と、そのうち一人が急に青ざめた顔になり、
友人たちに「早くここを出よう！」と言ったそうです。
最初訳が分からないと言った感じだったんですけど、
あまりにもその子のせっぱ詰まった様子に
これはただ事じゃないと思い、
とりあえずその店を出ることにしました。
そしてその店で何があったのかと訪ねると、
その子は真っ正面から窓が見える位置に座っていたんですが、
その子が何げなしに窓をみると、
そこから髪の長い女の人が這い上がってきたというのです。
その喫茶店は建物の３階（だったと思うんですが）にあるのに。
その人は全身血だらけで、顔は薄ら笑いを浮かべて
こっちを見ていたらしいのです。
そして閉まったままの窓をスーッといった感じですり抜け、
段々こっちに手招きをしながら近づいて
友人を誘っていたというのです。
これはやばいと思い、その子は友人たちの腕をつかんで
半ば強引に店を後にしたそうなんですが、
あの店で昔なにがおこったのかは、分からないということです。
