投稿者:カヅヒコさん
この話は過去に投稿した話に何度かでてきた
友達Kの体験した話です。
Kには彼女がいまして、ある日いつものように
デートをしてたそうです。
そういう関係の2人ですので、休憩しようと
北九州市のあるラブホテルに入ったそうです。
そこはとても豪華なホテルだったそうで
昔の洋館のような部屋だったそうです。
シャワーを浴びて部屋でのんびりしていると
Kの彼女が急に「ピエロどこ?」と言うんだそうです。
Kは何を言ってるんだろうと思い彼女に聞いてみると
部屋においてある雑記帳に過去にこの部屋に来た
カップルが色々書き込んでいたそうなんですが、
その大半に「ピエロが怖い」とか「ピエロが見てる」とか
「ピエロが気持ち悪い」等と書かれていたそうです。
Kはあまり気にならなかったそうですが
彼女があまりにも怖がって部屋中を探しているので
Kもちょっと気持ち悪くなり、彼女と一緒に隅々まで探したそうです。
でも結局どこにもピエロなんてなく2人は探し疲れて
そのまま眠ることにしたそうです。
そしてKがふと目を覚ますとテレビが付けっぱなしだったらしく、
静かな音楽が流れて外国の景色を写した放送だったそうです。
ちょうどNHKの深夜放送のような感じです。
Kは何を思うでもなくボーッとその放送を見てたそうです。
その時場面は長い金髪の小さな女の子が草原を走っていて
カメラがずーっと少女を追いかけてる映像でした。
すると急に場面が変わり、今までの映像とは全く違って
テーブルの上に置かれたピエロの人形のアップになったそうです。
その瞬間Kは雑記帳にたくさん書かれていた「ピエロ」を
思い出し気持ち悪くなってテレビを消したそうです。
これは一体なんなんでしょうか?
雑記帳に書かれていた「ピエロ」とはこの事だったのでしょうか?