投稿者:碧さん
またまた、書かせていただきます。
10年くらい前に私は受験のために
代々木のSというところに泊まってました。
(古い建物の時)
その時は4人部屋で部屋にはベッドと収納のみの
シンプルな造りだったのです。
そこで、寝るためによるベッドにはいると天井と
壁の角の所に毎晩色んな人が来てました。
日替わりで老若男女、時代も様々な人たちが
何か恨めしそうに私の事を見てるのです。
少しは霊感があったためにそういう人たちが寄ってきて、
まるで成仏をさせてくれと訴えてるように感じました。
ですが、そこまでの力が無いので心の中で
「私にはあなたを成仏させる力は無いから、
そういう力のある人を持ってる人の所に行ってくれ。」
と言って帰って貰ってました。
とても印象に残っている人は鹿鳴館時代の衣装をまとった
うら若き女性でとても哀しそうな顔をして
暫く念じてても帰ってくれなかった人でした。
また多分軍人の方だと思いますが(警官の服のイメージが残ったので)、
私をにらみつけなかなか帰ろうとしなかったのを覚えています。
毎日見える霊は白黒だったり、カラーだったり
セピアだったりと人により違ってました。
女性の方は淡いセピア色で本当に哀しそうに
訴える目を今でも覚えています。
軍人の方は白黒だったと思いますが、
本人があまりにも強烈だったので余り覚えていません。
因みに私はそこに22泊しました。
毎日の事だったので3日目くらいには慣れてしまい、
寝る前の日課となってしまいました。
同室の人たちには受験で上京してるので、
心を乱すといけないと思い黙っていました。
多分他に人は誰も見ていなかったと思います。