投稿者:narryさん
ナースステーションに住み込んで働いていた姉です。
その日はなんか寝苦しいと思っていたのです。
薄目を開けると部屋がネオンのせいか真っ赤だということでした。
だけど、全然ちがう赤さでいつもの赤さではなく
ほんと真っ赤な部屋だったといいます。
すると、女の人っぽいシルエット・・・。
眠いのでなんか無視しているとベットに入ってきたというのです。
怖いのでそれに背を向けてまた無視していると耳元で
「・・・おまえ・・」となんか聞こえたので
よく聞くと「おまえも道連れ・・・」と聞こえ
「何?」と思っていると後ろからゆっくりと両手で首を絞められたのです。
気持ち悪い、怖い・・・しかし勝ち気な姉は
「ちょっといいかげんにしてよ、死ぬのは勝手だけどあたしを道連れにしないでよ。
とっとと帰んなさいよっ。じょーだんじゃないわよ!」と怒ったのです。
するとするすると気配はなくなったといいます。
部屋はネオンで赤かったのですが部屋の中が
真っ赤になるような赤さではなくなったのです。
その日の夕刊に近くのビルで若い女の人が
飛び降り自殺していた記事を次の朝見たそうです。
姉はそのような体験は慣れたとかなんとか。
だけど最近は見ないと言っていましたね。