投稿者:ナオコさん
もう20年近くも前の話で、もしかしたら単なる
「学校の怪談」かもしれないのですが・・
私の学校はその当時で創立100年の古い学校で
怖い話も100話程あり地元では「出る」と有名な学校でした。
そこでの私が幽霊を信じるきっかけになった事件を一つ・・
小4の時ですが、ある日の休み時間に学校の大講堂(体育館)の屋根の上を
タキシードを着たピアニスト(ぽい人)が歩いていると
大騒ぎになった事がありました。
(私は講堂の中で遊んでいたので見なかったのですが、
5,6年生とそのクラスの担任は見ています。)
学校では「夜中の2時にピアニストがピアノを弾く」という噂が以前からあり
「きっとそのピアニストだ!」という話になりました。
すると友人が「大講堂に飾ってあるグランドピアノの
写真に写っているピアニストだよ。」
というので半信半疑で大講堂のステージの右側に飾ってある
グランドピアノの写真を見にいくと・・
正面からピアノを撮った写真の鍵盤から
本当にうっすらと煙が漂っているのです。
おまけによ~く目を凝らして見ると、煙の漂う鍵盤のちょうど真ん中に
子供の小指位の人がちょこんと鍵盤の上に座っていたのです。
その小人のような人、黒い服でタキシード姿に見えるようで・・
「これが噂のピアニストか~」とゾッとしたのを覚えています。
信じられないかもしれませんが、本当の話です。
心霊写真といえるのか?分かりませんが
今もあの学校に飾ってあるのかなあと時々、思い出します。