投稿者：都築 麻斗さん
この話は、私の子供の頃の体験です。
当時９才だった私は、友達と一緒に近くの神社の
社の裏で遊んでいました。
その頃は季節は夏で、日が遅くまで昇っていて、
８時になってやっと「帰ろうか」という感じでした。
そして私達は最後に「かごめかごめ」をして帰る事にしたのです。
友人の一人が輪の中へ、私は外の輪でした。そして
か～～ごめ～か～ごめ～
か～ごのな～かのと～りぃは～
い～つ～い～つ～出～会ぁあう～
夜～明～け～の～晩に～
つ～るとか～めがす～べった～
そして、最後の一行を歌おうとした時
「後ろの少年、、だぁれ、、、」
声がしました、私達の誰でもない声が・・・。
そして、皆が走って逃げて行く時、私は走りながら、後ろを見てしまいました。
木に首を吊った男の人が、無表情でこちらを見ていました。
幼い私は泣きながら走っていました。
幼い頃の夢だと思いたい「思い出」です。
あの顔と声が私の脳裏に焼き付いて離れません。
友人達は（３名)全員転校して、それ以来会っていません。
