病院

病院 怖い話
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投稿者:ツトムさん


去年に仕事でケガをして病院へ入院中におこった事です。
8月で暑いのにその病院は夜の9時に冷房を切るので
なかなか眠れなかったんです。

それでも深夜2時くらいには眠くなってやっと眠れました。
でも朝の4時過ぎくらいに目が覚めてしまいました。
まだ暗かったですね。
私は「ん~」と軽く背伸びをした時、足のつまさきあたりに
何かあたるものがあるんです。

何かなと思って2~3回くらい「ぴたぴた」と確かめてみました。
そうしたらなんか痩せた人の胸のようなあばらの感覚と
肌のピタピタとすいつく感じがあって

「サーッ」と血の気が引きました。
でも私は、ベッドの端があたっているんだと考えたのですが、
その寝ていたベッドは私の背より長いのです!
それに、私は頭をベッドの端につくぐらい
上の方にしないと嫌なのでなおさら足は端につかないのです!

また「サーッ」と血の気が引いた時、金縛りになりました。

その時、両方の脇腹から脇までを軽く「スー」と手みたいので撫でられました。

金縛りでも目は動くんですが、暗くて何も見えないし、足元まで目は動きません。

ゆっくりなでられていたので声にならない声で「ナムアミダブツ」と叫びました。

3回目を叫んでると、撫でられる感触も消え金縛りも消えて楽になりました。

その時ちょうど撫でられる回数も3回でした…。
私はすぐ飛び起きて、枕元の電気をつけました。
でも何も居ませんでした。

時計は4時半…ぼーっとしていた所へ看護婦の見回りが来たので、

看護婦に今あった事を話したら「詰め所来る?」と言われました。

けど、断ってまたぼーっと窓から外を眺めてたら、
墓地(病院の敷地の横には墓地があるのです)で
何か動いたように見えました。
…怖かったです。
その病院は大きな病院です。
その病院の1階にある自動販売機で、深夜0時過ぎに
喉がかわきジュースを買いに下りていた時の事です。

ジュースを買おうと自販機の前に来た時、男の老人とすれ違いました。

私は「チョコン」とおじぎをしたのですがその老人は
そのままゆっくり通りすぎていきました。

気にせずサッとジュースを買って振り向くとそこには誰もいませんでした。

ゆっくり歩いていたはずなのに…私はゾッとしました。
そして、老人が歩いてきた方へ行ってみたら、
そこは夜は閉められていて入れない所でした。

またゾゾッとしました。
そのあとに知ったのですが、その先には霊安室とか
死体安置室とかがあるらしいということです。

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