投稿者:龍之介さん
この話は前に付き合っていた彼氏の友達の家で
起こった話です。
その日は私、彼氏、彼氏の友達のT君とその人の彼女
Aちゃん四人で遊んでました。
遊び疲れてT君の家に寄る事にしました。
結構森の中にあるんだな~と思いながら家に入りました。
くだらない話で盛り上がっていると、彼氏が
「あっそういえばお前んち出るんだよな~。幽霊。」
などと言い出しました。
まさかぁと思っているとT君が
「まあね、俺がまだ小さい時一回武士に首切られそうになったぜ。」
と、平然と言われてしまいました。
T君の話では何人もいるみたいなんです・・・。
結局その日は彼氏の一言で泊まることになってしまいました。
結構遅くまで喋ってました。
T君の彼女が次の日仕事なので、きりの良いところで
寝る事にしました。
まめ電球くらいつけといてくれるかなぁと思ったのに
まんまと全部けされてしまい、
しばらくすると隣で寝ている彼氏のいびきが聞こえてきました。
それと時計の音・・のはずだったんですがなぜか廊下から
タッタッタッと子供が走ってるような足音。
T君の家に子供なんていません私は「出たぁ!!」と
心の中で叫びました。
彼氏を起こそうとしてもなぜか動けないし声も出ませんでした。
その後も何度も廊下を走る音が聞こえてきました。
しばらくそれが続いた後、私達が寝ている部屋の扉の前に
嫌な気配を感じました。(私の頭上)
心の中で「来ないでー!!」と叫んでました。
しかし来ちゃいましたよ女の人が。
キキキィパタンと何度も扉を開けては私を覗き込んでました。
それが終わったかと思うと私の右横に誰か寝てます。
(彼氏は左、あとの二人はベット)
背中が凍りつくのがわかりました。
もう気がどうにかなってしまいそうでした。
ぼそぼそと何か言っていましたが独り言のようでした。
しばらくすると気配は消えました。
みんなが起きてからこの話をするとなんと全員なにかしら感じていたようです。
いったい、この家には何人住んでいるんでしょうか・・・。