投稿者:M.Sさん
これは、私の彼氏が体験した出来事なのですが、
有名な犬鳴峠でのことです。
現在旧道は完全にふさがれていますが、
彼氏が行った時(といっても2年ぐらい前)は福岡方面からは入れていました。
(若宮方面の出口はふさがれていて、通り抜けはできなかったらしいのですが・・・)
彼氏は大学のゼミ合宿で津屋崎まで来ていて、
友達3人で犬鳴峠にドライブにでかけたそうです。
旧犬鳴トンネルまで登ってトンネルを見て
「何もなかったね~」と友達と話して下りかけてたら、
何か変な空間に入った感じがしたそうです。
(彼氏いわく、「地に足がついてないって感じだった。」と言ってました。)
通ったことがある人ならわかると思いますが、
旧道を登る時新道トンネル方面の道からわき道に入って、
まず右カーブ、そして左カーブになっています。
だから、下る時は普通に考えて逆になるわけなんです。
その時、特に登りがけに左カーブに土砂崩れの後があったらしく
、帰りもそのカーブ(帰りだから右カーブ)にさしかかった時
『出口はもうすぐだ』と思ったらしいんですが、
『このまま帰れないかも?』という変な気分になったようです。
そして、次にあるカーブ(左カーブ)を曲がったら、
でるはずの道ではなくもう一つカーブがあったんです。
『変だな~?』と思いながらも、ちょっと恐かった彼氏は
何も言わずそのカーブを曲がり合宿所まで帰ったそうです。
帰って、助手席にいた友達にその話をすると、その子も
「行きがけにはなかったカーブを曲がった」と言っていたそうです。
そして、3人でお風呂に入ろうとした時、
後ろの席に座っていた子の胸のあたりぐらいに手の型が
くっきりとついていたそうです。
彼氏いわく、「何かにすごくひっぱられて内出血したような感じで
青白くなってた。細くて小さい手形。」と言っていました。
その子は何事もなく、その手形は1週間ほどで取れたそうです。
私自身犬鳴には何度が行ったことがありますが、
その話を聞いて以来行ってません。
余談ですが、彼氏は犬鳴に別の友達と行った時
財布を落とし次の日一緒に探しに行きました。
財布はすぐ見つかりましたが、やはりお金は抜かれてました。