投稿者:フィートさん
これはこの間僕が卒業遠足でいった
スキー教室のスキー場での出来事です。
僕はスキーはやった事ありません。
かなり転倒していました。
初心者コースを30往復した後先生と共に中級者コースへ。
リフトに乗り上がるとそこは急斜面!勝手にスキー板は滑り出しました。
どんどん加速していきますそして
「どわああああああっ!?」
宙に浮く板と僕。その時・・・。
なんと僕と板が真横に方向転換したのです!!
・・・通常では考えられません。
僕は宙に浮いていたのです。
そして横のくぼみ目掛け一直線!!
下は壁ではなく崖なのです!!
しかもフェンスはビニール製・・・。
現に練習中に派手にぶつかり壊していました。
こんな所に直撃したら間違いなく崖から転落、即死です。
「やべ!!」
必死に倒れようとしますが恐怖のせいか金縛り・・・動けません。
「こんな状況でどう解けってんだよおおおおぉぉぉ!!」
僕は無理やり転倒しました。
五・六回転し板は外れ軍手は落ち、その場に倒れました。
その時、確かに聞こえたのです。
「チィッ」
舌打ちです。全身の力が抜けてしまいました。
その舌打ちの主が誰なのかは解りません。
しかし回りに人は居ませんでした。
しかし恐怖はそれだけでは終わりませんでした。
帰りのバスに乗り起こった出来事を整理していると急に眠くなり、
寝てしまいました。
しばらくして目を覚ますと友達が
「お前恐い話沢山知ってんだろ?教えてくれよ」と言ってきました。
自分自身の体験談とサイトにあった体験談を少し話していました。
すると窓の外に何か写りました。
それは一瞬で消えたので風景かと気にしていませんでした。
が、もう一度それが視界に入ってきた時、それが何なのかを知る事になりました。
「生首」です。
生首はしばらくして消えましたが、友達に
「さっきバスの窓から生首が入ろうとしてたよ。
これ以上恐い話するとヤバイから止めよう」
と、言ってやめました。
中学校に帰ってバスを見ると・・・
なんと生首のあった窓に顔を何度もうちつけたような跡がありました。