投稿者:ヒガボンさん
これは、一昨年前、某コミュニティFM局の
夏の特別番組で起こった出来事です。
毎年恒例になった花火大会の特番ラジオ、特番は第1回目。
スタジオでは、私ともう一人女のパーソナリティと
掛け合いで話していくものでした。
そして、もちろん夏といえば恐い話、
まぁ、私は、昔から恐い話大好きでしたから、
私にとっては、得意分野。
…しかし言いますよね…スタジオとかって霊が集まりやすい…
恐い話が始まりました。
まずは、コミュニティという事で地元にまつわる
妖怪的な話をいくつか…その後、
その話があまり恐い話ではなかったので、最初は恐がっていた
相方も調子に乗って話し出しました。
この話結構有名な話で、都市伝説ってやつでした。
『暗闇の中、友人宅に忘れ物をとりに帰ったら、
翌日その家族全員が惨殺、そして壁には、
電気をつけなくてよかったな…って血塗りの文字が』って話。
…途中ですぐ「あ~、あの話か…」と思ったのですが…
なんか急に冷房が壊れたかのようにスタジオ内が冷え出して、
ちょっとやばい雰囲気になってきたのです。
同じくディレクターもその雰囲気をつかんだのか、
首をかしげながら、私の方をちらちら…。
気付いていないのは相方だけ…。
その時です。
ヘッドホンからかすかに「ビリ…」と言う音が…。
すぐ気付いたのはディレクターでした。
私も聞き取れたので相内を打つ振りをしながら、
何の音かなぁと…。
紙を破る音なのです。
でも紙が重なる音はもちろん、どこにも音源がないのです。
これはますますやばくなってきた…。
と思った瞬間!「ビリビリッ」これは、確実に聴こえました!
さすがにまずいと思いました。
ディレクターからも「もうおしまい!」というサインが出たので、
相方の話をしっている私は、
「あ~、その話はこ~であ~で…ってやつだよね!」と
話をまとめて、雰囲気を和ます為、
「悪の十字架(開くの10時か?)」の話をして
そのコーナーを閉めました。
なんとその音、録音されていたんです!
ず~っと聴こえていたかすかなビリ…って音は入っていませんが、
最後の「ビリッ!」って音は、録音されていたのです!
やっぱり、スタジオを等に霊って集まるんだなぁーというのを
身を持って感じた体験でした。
でも懲りずに今年もやりますよ!