投稿者:しのっちさん
わたしの叔父に、土建の作業員をやるかたわら、
猟師をやっていた人がいます。
もう15年ほどまえ、その奥さん、つまりは叔母が、
顔や足が水でふやけたようにむくみ、
歩くこともままならない状態になったことがありました。
あちこち有名な病院にいったのですが、
いっこうに良くなる気配がなく、困り果てていました。
わらにもすがる思いで、祈祷師を呼んで見てもらうと、
叔父が猟でタヌキをよく捕るのが原因で
霊症が出ているとのことでした。
祈祷師と共に祭壇を作り、タヌキの鎮魂をしたところ、
足のむくみがよくなり、歩けるようになったのです。
それ以来、叔父は猟師からは身を引き、土建作業員のみになりました。
しかし、顔のむくみだけが治まりませんでした。
今度は違う祈祷師を呼ぶと、お墓の手入れをするように言われたそうです。
叔父の家は母の実家で、母もお墓の手入れに出かけました。
見た目は変わったところはなかったようですが、
菩提寺の住職を呼んで墓を掘ってみると、
墓の下に水脈ができ、墓の下が水浸しになっていたそうです。
墓の周囲を掘り、コンクリートで水が流れ込まないように工事をしてからほどなく、
叔母の顔のむくみが治ったそうです。
きっと先祖からのメッセージだったんだと母は言っていました。