手助け

怖い話

手助け

投稿者:宮城兄さんさん


先日の明朝に体験しました。
怖いというより不思議な体験かと思います、すみません。
私は東北にある少々田舎の大学に通うため、
祖母の家に住んでいます。
祖母の家は何の変哲もない築2,30年の
一戸建てで特におかしなところはありませんし、
私自信も(一般的な人から見れば趣味以外)はごく平凡です。
心霊などのオカルト的な体験も私個人では
昨日まで体験したことはありませんでした。
6月23日の朝3時半過ぎに尿意で目が覚めました。
私の部屋は2階にあり 1階のトイレへ行くため階段を降りようとしましたが、
寝ぼけていたのか階段を踏み外してしまいました。
階段は最初の数段がコの字状に曲がっていて、
頭から落ちていく感じになりました。
その瞬間身の回りの景色がゆっくりになりました。
オーバーレブ、走馬灯と呼ばれる現象らしいですね、
でもこのときは奇妙なことがあったのです。
私は後ろから落ちているので天井が見えるのですが、
視界のギリギリ上に手がありました。

私は咄嗟にそれを掴むと手は強い力で私をひっぱり上げ、
私は転ぶことも怪我の一つもなく1階に着陸しました。
何が起こったかそのときは考える暇もなくそのままトイレへ。
用を足して階段へ行くと階段の上から影が伸びてました。
ふと見上げると何もなくて視線を影へ戻すと影も無くなっていました。
わけがわからなくなってそのまま眠りにつき8時過ぎに再び起床。
あれは夢だったのかと思いつつ階段を降り台所へ向かう途中、
祖父が「用を足したら水を流せ」と言っていました。
夢ではないと確信したと同時にとても気になりました。
あれは誰の手だったんでしょうか。

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