お化け屋敷跡地にて

怖い話

お化け屋敷跡地にて

投稿者:紅のプー太郎さん


いつもの廃虚マニアの悪友が、昭和30年代に長崎県で起きた、
母と娘が惨殺された廃屋の件を持って来やがったんですね。
古本屋で見つけた「日本の幽霊屋敷」とゆうムック本だったかな?
に、記載されてたんですけどね。
凄く大雑把な地図しか載ってなく、随分と探すのに手間取りましたけど、
たぶん此処であろう?とゆう場所は、霊の気配で見つけ出しました。
もう随分前に解体されたみたいですけど、
2人の恨み辛みは残ってるみたいで、
特に娘さんの激しすぎる怨みは感じました。
陽が暮れて、小1時間くらいは粘れましたけど、
雑木林の方から殺気を帯びたただならぬ気配を感じてきて、
どうも危なくなってきたから、悪友に事情を言って撤収しました。
近くのコンビニに立ち寄って、缶コーヒーを飲みながら煙草を吸って、
悪友が撮影したデジカメを見てみたら、
赤黒いモヤモヤや赤い縦線に睨みつけてるような眼が2つ、
ハッキリと写ってました。
正直なところ、背中に冷水をかけられたみたいになり、
すぐに霊感持ちの知人(女性)の師匠に、急ぎのお祓いの取付けをお願いしたあと、
師匠の自宅に向かいました。
こってりと油を絞られ「2度とこんな場所には行かない!」と念書を書かされたあと、
お祓いを受けましたけど、アソコだけは近寄るもんじゃ~ないですよ!
公民館くらいから、眺めるだけにした方が、後々の事を考えたらいいです。

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