無人の車

怖い話

無人の車

投稿者:紅のプー太郎さん


何若い頃、鹿児島市方面で
走り屋をやっていた釣り仲間がいて、
週末になると仲間と連れだって、ブイブイいわせてたそうです。
ある日、いつもの様に仲間に連絡すると、
あいにく都合が悪い仲間が多くて、来たのは1人だけでした。
まぁしょうがないんで、場所は久しぶりに
指宿スカイラインへ行く事になり、少し流しぎみに走ってたそうです。
半分くらいの所で、後方から凄い勢いで接近してくる車があり、
あれよあれよとゆう間に、後ろにつかれたんですね。
暫く様子を見てると、どうも無人で動いてるふうに見えて、

助手席の相方に、振り向いて見てもらっても、
無人にしか見えません。
当時は、国産車にフィルムを張るのは許可されてなく、
一部の高級外車だけで、夏なんで半袖をきてるんで、
月明かりとかで人が乗ってるかどうか?
くらいは、分かりやすいですよね。
それで、追い抜かせやすい場所で抜かせると、
やっぱり無人だったそうで、車種はワインレッドの
日産スカイラインGTRだったそうです。
あとを追いかけましたけど、セミプロ並に速い
釣り仲間の腕前より、べらぼうに上手くて速い走りだったそうで、
置いてけぼりを喰らったそうですがね。
むしろ、その方が釣り仲間には良かったのかも知れませんけど、
ずいぶん月日が流れてますけど、
今でも走ってるのでしょうか?。

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