投稿者:刹那さん
自分がまだ中学生の頃の話です、
当時毎年田舎にあるキャンプ場でのイベントが行われて、
夜もふけてきて解散となりました。
そこで、お決まりの肝試しをしようとなったわけです。
このキャンプ場は崖の上に有り、下には封鎖されたトンネルがあり
事故で亡くなった方が多かったと聞きます、
崖のほうは自殺者が、多いところでもあります。
一折数名で回って何事も無くテントに帰る途中、
メンバーの一人がいたずらで、
近くにあったトイレに一人閉じ込めてしまったんです
ドアを押さえて出れなくしたんです、そのときは風も無く静かで、
月がきれいだったのを覚えています。
数分後、空けてあげると真っ青な顔した友人が出てきて言いました
「閉じ込めることは無いじゃないか、
しかも壁中をどんどんと叩いて、怖かったよ…」
そのときメンバーの全員が驚いたことは当然のことです、
誰一人として壁を叩いていなかったのですから。
慌ててみんなで逃げ出したのは言うまでもありません。