投稿者:Tigersさん
これは小学生4,5年ぐらいのときに体験した話です。
友達とうちの家族で車に乗って海に行きました。
そりゃー楽しいもんですよ。
だって好きな女の子も連れてきましたから。
車のなかでわいわいやって。
あっとゆう間に海につきました。
海には大勢の人がいてにぎわってました。
あんまり人がいるところじゃぁつまらないってんで探したんですよ。
自分たちだけの場所を。
岩がいっぱいあるところに来たら海岸があって誰もいない。
やった!みんな大喜びで泳ぎ回っていました。
もぐって泳いでいるやつが突然血相変えて出てきたんです。
「おい、どうした?」私が聞きました。
すると、「おい。ここやばいよ・・・・。」
もう一人の友達が「何言ってんの!ほかに人もいなくていい場所だろう?」
女の子たちも「そうだよ!どこが悪いんだよー」と批判の声。
すると潜ってたやつがゴーグルを僕に渡して
「じゃぁちょっともぐってみて来い!」
しぶしぶもぐっていくと、藻がいっぱいあるんです。
(うわぁ・・・。やけになげぇなぁ・・。)
と持って下のほうを見ると!!
死体なんです死体。女の人の。
僕はびっくりして逃げようと思いました。
すると!その女の死体に足をつかまれたんです。
「ぎゃー!!た、助けてー」
その声が聞こえたのか知りませんが友達たちはうろたえています。
そこに一人の男性が飛び込んできました。
「大丈夫かー!!」その声を聞いた後の記憶はありません。
僕は目が覚めました。
助けてくれた男性の人はもういなくなっていました。
友達に「さっきの人は?」
と聞いたら「はぁ?お前は俺が助けたんだよ!」
しかし、こいつの背とあの人の背はかなり違います。
(おかしいなぁ・・・。)と思っていると
一人の友達が
「俺も見たよ。男の人。飛び込んで助けたのはこいつだけど
あの男の人は・・、死体をあげてたんだよ・・・。」
「え・・・・。」
それ以上声が出ませんでした・・・。
後から聞いた話では昔僕らが見つけた海岸には
カップルがよく来るようだったのです。
しかし、あるカップルの一人の女性が溺れ死んでしまい
ぜんぜん使われずにいたとゆうことです。
死体は見つからず、その死体の彼もこの海で身を投げ死んだそうです。
あの時「大丈夫かー!」と叫んだんだのは
死んだ彼氏で彼女に言ったものだったんですね。