投稿者：二三一三さん
これは私の姉から聞いた話です。
まぁ、伝聞なんで信憑性はどうかと思いますが。。。
私の郷里の近くにＩホテルがあります。
このホテルの客室の一つに「出る」のがあるらしいです。
姉にこの話をしてくれたのは当該ホテルの
従業員の方の身内らしいですが、
このホテルには（とゆーかホテルは大抵）宿直勤務があり、
当番の方は空いた客室に泊まるそうです。
ただ、従業員の間で「あの部屋だけは泊まりたかねぇ」とゆーのがあるそーな。
ホテル側も極力この部屋にはお客様を入れないように
していたらしいですが、
とゆーことは、満室に近くなれば宿直者が
この部屋に泊まる可能性も高くなるわけで。。。
宿直当番がこの部屋で寝てると、部屋の前の廊下を
行ったり来たりする足音が聞こえ、
現に扉と床の隙間を遮る影が右から左、左から右へと移動するそうです。
気になってドアを開けても廊下には誰も居ない。
ベッドに入った後も、誰かが部屋に居る気配を感じたり
金縛りにあったり、挙句は誰かが体の上に乗っかってる重苦しさを感じて、
果ては何者かの息遣いが耳元で聞こえるそーな。
その部屋の壁に掛けてある絵画の裏には御札が貼ってあるし
その壁の裏側（＝隣の部屋、客室ではなく事務室）には神棚が設えてあって、
毎朝支配人さんが拍手を打ってお参りするそうな。
宿泊施設にはありがちなお話ですが、地元だけにビビりました。
