廃病院の出来事

怖い話

廃病院の出来事

投稿者:ニシさん

この話は心霊スポットの話でするべきなのか
どうか迷ったけれどこちらでお話しします。
先日、T県N町にある、とある廃病院跡に
友人と2人で夕方日も傾き始めた頃行ってきました。
そこは老人ホーム等が建つ予定なのですがいっこうに工事が進まず
荒れ果てたまま放置されているようで、
不気味さを感じさせ周りには雑木林があるため

よりいっそう雰囲気のある所でした。
中に入ってみると外装とかをはがした跡や鉄筋とかが
むき出しになっているところが多く

さらには破片も散らばっていて歩きにくい所でした。
この病院跡には噂があり、白い服(ナース服?)を着た女性の霊や、
自分を追いかけて来る足音などが聞こえるなどと
まことしやかに話されているところでした。
1階を回ったときには平気だったのですが2階を回る頃から
妙な寒気と言いようのない恐怖で足がすくみ、
あるきづらかったです。
最後に屋上まで来て友人が、「何か言いようも無いけど
ここ寒いから帰ろう」という一言に

自分も先ほどから感じていた寒気に耐えられず、帰ることにしました。
最後にもう一度だけ見ておこうと病院の方を見たとき、

一階のロビー(?)付近で白い物が横切ったような気がしました、

もう一度目をこすり見たのですがなにもなかったので
なーんだ気のせいかと思い再び歩き始めました。
しかしさっきのは何だったんだろうと考えながら
振り返るとやはり同じようなところで

白いもんが横切ったのです。
怖くなって友達を怖がらせないようそのことを黙っていたのですが、

その夜布団に入ってしばらくすると金縛りにあったのです。
最初は、「なーんだいつものことか」くらいに思ったのですが、
誰かの話し声が聞こえるのです、しかも耳元で・・・。
必死に怖くてそのことを考え無いようにし、眠ることに集中しました。
朝起きて隣の部屋の妹に「昨日テレビを夜中に付けて
無かったか?」と聞いたのですが、

妹は付けてないと言い張るのです。
もし霊だとしたら何を訴えたかったのでしょうか・・・。

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