投稿者:紅のプー太郎さん
知人とこの小学校高学年になるチビが、
仲がいい友達4人で夏休みの自由研究に、
「特攻隊」の事をやる事になったんですね。
それで、鹿児島県南九州市にある「知覧特攻平和会館」へ、
混雑する盆休みを避けて、連れて行きました。
旧日本陸軍の飛行場跡地に建設されていて、
太平洋戦争末期に起きた沖縄戦の期間中、
1.000人余りの方々が、各種軍用機で飛び立って行きました。
駐車場に車を止めたあたりから、霊の気配は感じてました。
館内に入ると、遺品や遺書が展示してあり、
特攻に使われた軍用機の写真や、
特攻隊を編成するにいたった経緯を、
分かりやすく説明してあります。
会館の外側には、空襲を避ける目的で、
森の中に宿舎が再現してあり、仮設住宅より劣る
最小限度の設備で、かきれかえって言葉も出ません。
見学中、チラホラと物影から、コチラの様子を
うかがってる霊には、気づいてましたが、
よく見てみると当時のパイロットみたいな服装なんですね。
中には16~7歳くらいの少年もいて、
機材のやりくりと空襲を避けながらの訓練で、
練習機で飛ぶだけで精一杯の彼らでさえ、
無理矢理爆弾をククり付けた練習機で、
駆り出さなければいけなかった状況だったんでしょう。
旧日本海軍の流れをくむ海上自衛隊に居た事があり、
目立たぬ様に敬礼すると、海軍式敬礼に戸惑いつつも、
答礼をしてくれる霊も居れば、敬礼をしながらニッコリと微笑んで、
消え去る霊も居ました。
何か思い残した事があり、会館周辺に居るのだと
思いますけども、1日も早く成仏出来る日が来るのを、
祈るばかりです。