投稿者:狼牙さん
俺の家に50センチくらいの壺がある。
夜な夜な壺から声が聞こえる。
俺は夜になってから、壺の置いてある所に行った。
やはり声が聞こえる。壺をのぞいてみた。
人の首があり、こっちを向いて話しかけてきた。
俺は失神した。
次の日、俺は、その壺を寺に持っていき、
供養をしてもらった。
読経を始めると、ピキッっいう音がして壺が割れた。
和尚さんの読経が終わると壺はバラバラになっていた。
和尚さんがそれを丁寧に拾って、箱に入れて、
「あれはねぇ、首を切られた人の首を入れるための
壺だったんだよ。私の家の庭に埋葬するね。」といい、
壺入りの箱を持っていった。
今のところは、普通の日常を送っている。