廃病院T
1980年に開院、経営不振で1992年7月に約49億円の負債を抱え自己破産した。
(経営していた医療法人が新たに病院を建設した事をきっかけに資金繰りが悪化)
破産後もしばらく診療を続けたが1994年7月ごろ閉鎖。
入院患者は約200人、外来は1ヶ月約300人だった。
建物・敷地については破産管財人が債務整理を放棄したため、
債権回収を断念した金融機関から整理回収機構に譲渡された。
内科・消化器科・循環器科・外科・心臓血管外科・理学診療科の6科を抱える病院であった。
新聞、TV報道で1000人以上ものカルテ、レントゲン写真を
そのまま放置するといった問題が報道されました。
カルテ、レントゲン写真については保健所が一時保管するとのことで、
すべて押収されました。
金網に囲まれるT病院
かつては入り口に何もなく入り放題状況でした。
夏場になると暴走族がかなりの数乗り付けていたといいます。
建物の一階部分の窓、入り口は板が貼られていました。
入り口には裁判所の通知が貼り出されています。
取り壊される直前の画像です。
2004年に解体され、更地になりました。
怖い話「T病院で」