曹洞宗 赤坂山長松寺
ここに血を流したという墓がある。
江戸時代に高崎藩の藩士、長谷川源右衛門という男がいた。
長谷川は磯貝久衛門に父を殺され、かたき討ちをするため、
磯貝久衛門を探し回った。
やっと見つけた磯貝久衛門は他界しており、源右衛門は
悔しさのあまり、持っていた槍を磯貝久衛門の墓に突き立てた。
すると墓石からは赤い血のようなものが吹き出したという。
その墓が現在も残っているという。
現地に着くと全然そういった案内板はなかった…。
のでお寺の方に案内していただいた。
こちらが磯貝久衛門の墓である。
思ったより新しいような??
磯貝氏墓前
間違いないようである。
そして槍で突いた跡だが、墓石の裏側であった。
人為的に開けた穴があり、
そこから水分が流れたであろう跡が確認できる。
これが血を流した墓の血の跡なのだろうか。