境神社
茨城県と福島県のちょうど県境にその神社はあります。
境神社
「猿田彦命」が祀られており、1265年、
佐竹氏によって創建されたと伝えられています。
昔、神社の参道入り口に七本松があり、
八幡太郎義家が奥州征伐に向かう途中、
関東と奥州の国境にあることから、
この七本の松の木に必勝を祈願して
釘を打ったとも伝えられています。
その松の木は今は見ることは出来ません。
又、正面から拝殿に至る百段の石段と
両側の巨木は、地域の暮らしを見守っている
ように思えます。
拝殿。
すごい大雨です…。
拝殿の背後に祠がふたつ。
こちらの祠はボロボロです。
拝殿奥が本殿。
さて、この境神社ですが
かつて大垬の関所があった場所と言われています。
関所があるということは関所を破る者もいたということ、
すると関所破りの者を処刑する刑場があったということ。
この境神社付近にはかつての関所とその処刑場があったと
言われています。