腹切坂
変わった名前が目を引く坂がある。
Harakiri Slope
ハラキリスロープ…
生い茂った木と石碑が並んでいる。
墓碑のような石碑が三基ある。
長崎街道
日見腹切坂の由来について
熊本細川候の家臣某、長崎より熊本へ帰郷の際、
つづれ組の高名を聞き途中一手の試合を申し込んだ。
その結果は、意外にも武士は敗れ、
その昔は、武士なれど今は町民の作右衛門の
棒術に凱歌が揚った。
彼の武士は、如何しても無念、
やる方なく宿部落を見おろす場所で、
武士の面目上とうとう腹を切って果てた。
村人は、哀れに思い、この武士を丁重に葬ったのである。
ここを腹切坂と呼ぶようになった。
ここにある三基の石碑は、
旧長崎街道(日見宿町)にあったものを
日見バイパス建設工事のため現地点に
平成14年3月に移転した。
処刑場跡かと思いきや…
長崎街道 日見
腹切坂