片町地蔵堂
背後に処刑場供養碑があります。
市のパンフレットによると
首切り地蔵
寺町の経王寺の僧日照が処刑人の供養のため
供養碑を建立したのが寛政6年(1794)3月。
地蔵尊の慈悲と霊力によって、六道の辻に迷う
亡者をために祀ったものです。処刑場はこの場所ではなく
門前川の河原でした。
村上藩時代にこの近くの河原で領内の罪人の
首切り(斬首)が行われたことの供養碑のようです。
南無妙法蓮華経のヒゲ題目ですね。
一千寺供養塔と読むのでしょうか?
付近にはこちらも供養の為?の碑がありました。
片町の地蔵様
地蔵尊 正しくは地蔵菩薩といい古くから
人々の苦しみを変わってうけるという信仰がありました。
信者が病気になると看病し代わって田植えをし、
あるいは錫杖で危難を救うとされてきました。
また地蔵様が青年僧に化身するという思想から
こどもだちを守る仏様という信仰も広まり
7月23日にはこどもたちによる祭が盛んになりました。
地獄をはじめ六道をめぐり責め苦にあう人々を
救うという信仰であります。この地蔵様の
脇には処刑された罪人の供養塔があります。
建立した僧は寺町経王寺の日照、時は寛政6年
1794年です。
地蔵様の功徳により罪人を地獄の責め苦から
救うことを願ったものです。