西生寺。
最古の即身仏があるこのお寺には雷獣のミイラがある。
雷獣とは、昔から雷とともに現れるとされた妖怪で、
地域によってはその容姿は異なるが、
だいたいはネコのような姿をしているようだ。
西生寺の宝物殿にある雷獣のミイラ(閲覧自由)
顔を見ると本当に猫のようである。
結構迫力…。
足に水かきのようなものがあるのが雷獣の特徴とも
あるようだが…このミイラはどうでしょうか?
雷獣乾軀(らいじゅうかんく)猫科
江戸時代初期に絶滅したといわれる幻の獣です。
昔は雷獣と呼ばれ樹木に住んでおり、
雷が鳴ると動き廻る習性をもつ猫科の生き物といい
黒褐色で胸腹は黄色
(解読不明)れあり、爪長くして曲がり口尖る
顎と牙の形が猫とは全然異なっています。
(解読不明)にも皆無の貴重な遺骸です。