北向岩屋十一面観音
の入口ですがここまでも山道でした…。
行く方は体力に自信のある方のみという感じです。
ある程度までは車で行けますが…。
こういった形の石段をひたすら登ります。
ゴールが見えません。
日ごろの運動不足を反省。
急坂を息を切らして登りきて
観音さまに会うぞ嬉しき
こういう句碑があちこちあります。
ようやく登り切りました。
北向岩屋観音
桓武天皇の延暦10年
西暦791年
坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊を
討伐の際 この繖山五嶺の東北
端烏帽子岩窟内に十一面観世音菩薩の
石像を安置して祈願されたと伝えられている。
この観音菩薩は像高48糎光背30糎
連座高13.5糎となっており合掌の手に数珠を
かけられているお姿は他に見かけられないと言われている。
毎年7月17日には千日合法要が盛大に勤行される
御詠歌
きぬがさ山に
登りてただたにめ
しるしあらたな
岩屋観音
ありがたや観音さまに導かれ
きょうも登りて心澄むなり
曇天ですが、景色いいですね。
岩のすぐそばにお堂がありました。
お堂を開けるとなんと…
お堂の奥は岩の穴につながっています。
お堂には猿が出現するらしく、扉を閉めるように
注意書きがありました。
岩穴の中には北向岩屋十一面観音が。
岩屋よりお手引き賜う嬉しさに
心はずみて今朝も登れり
で、ここなんで心霊スポットなんでしょうか？
女性の霊が出るとかでしたが、ひょっとしたら
ここの素晴らしさに魅かれて死んだ後も
お参りしている人がいるのかもしれませんね。
