世界遺産登録となった石見銀山。
だが、石見銀山にも負の歴史の一面がある
石見銀山で銀を盗むなど不正を働いて処刑された
石見銀山処刑場跡。
石見銀山が世界遺産登録に向けた準備により、
石見銀山処刑場跡は観光マップから削除された。
故にいまこの石見銀山処刑場跡を訪れる人はほとんどいない。
千人壷同様、地図にも載らない史跡、石見銀山処刑場跡
史跡としての保護を受けていない
石見銀山処刑場跡の附近と思われる場所。
織田武宜「石見銀山雑記」によると
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石見銀山の代官所跡の近く、
山吹山と仙の山の間の谷には、
石見銀山の坑道処刑場跡、獄門台等が残っている
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とある。
現在この石碑がその目印となっているようだ。
この石見銀山処刑場で処刑された後、
首や遺体は千人壷に投込まれたようだ。
右側にやや穴のようになっている場所があった。
付近の道であったような跡。
世界遺産も大変結構だが、
その陰で人々が血を流していたことも事実。
堂々と史跡保存するべきではないだろうか。