畳ヶ浦は別名を床の浦とも呼ばれ
およそ49000平方メートルの波食棚が広がり、
高さ約25メートルの見事な礫岩、砂岩の海食崖や、
いくつもの断層が見られます。
波食棚は千畳敷と呼ばれ、江戸時代(1817年)の
文献にも景勝地として紹介されています。
千畳敷は約1600万年前に堆積した砂岩層で、
多種類の貝や流木、鯨骨などの化石が含まれています。
また、床面には多数の腰かけ状の丸い石(ノジュール)
が並んでいますが、これは貝や植物が溜り、
貝の炭酸カルシウムなどによって砂粒が固められ、
その後、周辺が浸食を受けて残ったものです。
畳ヶ浦は景観の素晴らしさとともに、
地学など学術資料としても大変貴重なものです。
畳ヶ浦には駐車場に停めてこの歩行者用トンネル、
畳ヶ浦隧道で行くのが観光として一般的なようである。
…が、この日は誰もいませんでした。
畳ヶ浦隧道は割と明るい…。
畳ヶ浦隧道は賽の河原洞穴にそのまま直結。
観世音菩薩が祀られている。
やはり福島の賽の河原と同じような雰囲気ですね。
観音菩薩像。
千手観音???
洞穴を抜けると海岸に出る。
ここが千畳敷である。
これが波食棚ですかね?
砂浜のようでしっかり岩なんです…割と不思議。
帰りの賽の河原洞穴で夕日が差し込みました。
元ネタはよくわからないのですが畳ヶ浦にはかつて、
船の沈没などで、犠牲者が多数流れ着いたことで
幽霊が現れると言われるようになったようです。