桜ヶ池

心霊スポット

桜ヶ池
桜ヶ池 池宮神社
桜ヶ池2
この池では彼岸に、赤飯を詰めたお櫃(ひつ)を池の中央に沈める
「納櫃祭」と言われる奇祭が行われます。
水中に沈められたお櫃は、数日後に空になって浮んでくるそうです。
池の中には、大蛇が住んでいるという伝説があります。
大蛇の正体は、皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)という比叡山の高僧。
苦しむ人々を救うため、56億7千万年後「弥勒菩薩」が出現するそうで、
出現を待つために、この世で一番寿命が長い大蛇になったそうです。
その弟子の法然が、師を尋ねに池を訪れ、
思いで話をし大蛇の姿まで披露したそうです。
しかし大蛇には悩みがあり、一日に三度ウロコの中に住む小さな虫が体を喰い、
その苦しみには耐えられないと…
法然が法力でウロコを落とし、師の苦しみを取り除いたといわれています。
池を去る時、桧のお櫃に赤飯を詰め、供養のために池に沈めたことが、
約八百三十年続いた「納櫃祭」の由来です。
近くの寺には、皇円阿闍梨が使用した杖と笠、
落ちたウロコが宝物として保管されているそうです。
桜ヶ池3
法然上人之碑
皇円阿闍梨之碑
静岡県心霊スポット

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