小夜の中山夜泣石2

心霊スポット

小夜の中山夜泣石 久延寺
真言宗 久延寺
小夜の中山夜泣石がここにもある。
小夜の中山夜泣石 久延寺2
こちらが小夜の中山夜泣石。
小夜の中山夜泣石 久延寺3
伝説 小夜の中山夜泣石
その昔、小夜の中山に住むお石という女が、菊川の里へ
働きに行っての帰り中山の丸石の松の根元でお腹が痛くなり、
苦しんでいる所へ、轟業右衛門と云う者が通りがかり
介抱していたが、お石が金を持っていることを知り
殺して金を奪い逃げ去った。
その時お石は懐妊していたので傷口より子どもが生まれ、
お石の魂がいがそばにあったという丸石にのりうつり、夜毎泣いた
里人はおそれ、誰と言うとはなく、その石を「夜泣石」と言った。
傷口から生まれた子どもは音八と名付けられ、久延寺の
和尚に飴で育てられ立派な若者となり大和の国の刃研師の
弟子となった。
そこへ轟業右衛門が刃研にきたおり刃こぼれがあるので
聞いたところ、「去る十数年前小夜の中山の丸石の附近で
妊婦を切り捨てた時に石にあたったのだ」と言ったので、
母の仇とわかり名乗りをあげ、恨みをはらしたということである。
その後弘法大師がこの話を聞き、お石に同情し石に仏号を
きざみ、立ち去ったと言う。
夜泣石が二つあるのは色々こみいった事情があるらしい…
静岡県心霊スポット

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