那須にある史跡 殺生石
周囲には火山特有の有毒ガスが噴出しており、
近づいた小動物のほとんどが死んでしまうことから
この名がついた。九尾の狐伝説の残る名所。
「九尾の狐伝説」物語は今から約3500年前。
中国、インドを荒らしまわった九尾の狐は、
やがて日本に渡って「玉藻の前」という美女に変身し、
帝の寵愛を受けるようになりました。
帝の命を奪い日本を我が物のしようとした玉藻の前でしたが、
占い師の阿部泰成によって正体を見破られ、
那須が原に逃げ込んだところを、当時の武将、
上総介広常、三浦介義純によって討ち取られました。
狐は死んで巨石となり、その怨念は毒気となって
近づくものすべてを殺し続けました。
時は過ぎ、これをきいた名僧源翁和尚がこの地を訪ね、
持っていた杖で石を一喝すると、石は3つに割れ、
1つは会津に1つは備後へと飛んで行き、
残った一つが殺生石だと伝えられています。
観光地化されています。
よく温泉地にある「地獄」と同じ雰囲気ですね。
硫黄の臭いが漂います。
地獄の「賽の河原」のような雰囲気も。
こちらは千体地蔵
殺生石。
山の途中にしめ縄のかかった岩があります。
ここが撮影スポットのようで観光客がひっきりなしに来て
なかなか撮影できず…
ズームして撮影。