旧笹子トンネル。
行こうと思ったら衝撃の事実が…!
なんと季節的に閉鎖してました。
仕方ないのでここからは徒歩で。
1.5キロくらいらしいです。
驚いた、ここ甲州街道なんですね。
歩くこと数十分。やっと見えてきました。
四方を山々に囲まれた山梨にとって
昔から重要な交通ルートであった甲州街道。
その甲州街道にあって一番の難所といわれたのが
笹子峠です。
この難所に開削された笹子隧道は、昭和11年から
13年まで国庫補助を入れて28万6700円の工費を
投入し昭和13年3月に完成しました。
坑門の左右にある洋風建築的な二本並びの
柱型装飾が大変特徴的であります。
昭和33年、新笹子トンネルが開通するまで
この隧道は、山梨、遠くは長野辺りから
東京までの幹線道路として甲州街道の
交通を支えていました。
南大菩薩嶺を越える大月市笹子町追分(旧笹子村)
より大和村日影(旧日影村)までの笹子峠越えは、
距離十数キロメートル、幅員が狭くつづら折りカーブも
大変多いためまさしく難所で、遥か東の東京は
まだまだ遠い都だったことでしょう。
昭和前期の大役を終え静寂の中にあるこの隧道は、
平成11年、登録有形文化財に指定されました。
トンネルのなか。
外見もでしたが中も特徴的ですね。
なんでも子供の幽霊が出るらしいのですが…。
斜めに撮影するとなんだか気分が悪くなるような…。
笹子隧道
笹子トンネルといえば先日の天井崩落事故で
すっかり有名になってしまいましたね。
あれは中央自動車道でしたけど…。