投稿者:みつるさん
あれは、8月だったと思います。
私と私の友達の3人で旧本坂トンネルに行くことになりました。
始めは、2人に私は反対でした!何か嫌な予感がしたからです。
料金所のわき道から、山道へと入っていきました。
山道を車で登って行く途中、白い物影を私は見たような気がしました。
私は、不安になってきたので友達2人に引き返すように言いました。
が、2人は気のせいだと言ってトンネルへと車を走らせて行きました。
そして、車から降りてトンネル前へと歩いて行きました。
その時です私たち3人は、トンネル前から
奇妙な声を聞いてしまったのです。
まるでトンネルの中に入るな!と言っているような・・・。
しかし、懐中電灯も持たずに私たち3人は
トンネルの中へと入って行きました。
懐中電灯がないせいか・・・トンネルの中は、
とても暗く重苦しい空気に包まれていました。
私は、少し気分が悪くなりました。だんだん足が重くなり、
前へと進みづらくなってきて、おっおかしい!
と思って足をつい見てしまいました。
すると、足首を青白い手が、いかないでっ!といわんばかりに掴んでいるのです。
すると今度は、友達の一人が、「とっトンネルの上から足音がする!」と
脅えた声で言ってきたのです。
私たちは怖くなったので、命からがら車へと逃げその場から立ち去りました。
今思えば、あのトンネルの霊たちは、私たちに来るなと言っていたのだと思います。
本当にあの時は、怖かったです。