投稿者:銀河乃彼方さん
2001年8月のことです。
俺は、高校時代の部活の後輩や友人と後輩Yが
住んでいる島にキャンプに行きました。
夏ということや、メンバーがそろっているということもあり
深夜12時から肝試しに行こうと言う事になりました。
そして、どこか島にミステリースポットがないか
後輩Yに聞いたところ、あるにはあると言いました。
しかし、渋ってなかなか教えてくれません。
同じ島にすむ後輩Hは表情が曇っており、聞いても教えてくれません。
しかし、強引に聞き出してその場所へ行きました。
しかし、その場所まで後300mほどといわれたところで
無理やり行くのを止められました。
そこでなにがあったのかを2人が話してくれました。
そこには、古くから島の人間でも知らない石碑があり、
そのそばを昼夜問わずに通ると何かに引っ張られたり、
事故を起こしたりするそうです。
島の人間でも滅多に近づかないと聞きましたが、
やはり外の人間としては信じがたく、行こうとしました。
が…その先に3人の人影が見えました。
その人たちも肝試しの返りかと思っていたら、
ゆらゆらとしてこちらに近づいてきます。
よくみると、人でなく影のような煙のような黒いものです。
その場に居た俺と友人H(後輩ではない)だけがそれを見ることが出来、
後の誰も見えないといっていました。
怖くなって引き返していたところ、
来た道のとなりにもう一つ道があるのを見つけました。
後ろから何かが近づく気配は消えています。
その先にお墓があるというので、そっちで
肝試しを済ませることにしようという話になり、
道に入った瞬間。
前と後ろで囲まれた気配に何人も陥りました。
ヤバイと思って、すぐに走ってもとの道を引き返します。
そして、坂を下った時、ふと後ろを見ると坂のてっぺんで
何かがこっちを見ていました。
揺らぎは強く、そこから先にこれないみたいでした。
そばにある神社でおまいりしていこうと神社に入りました。
しかし、そこでも何かが俺たちを拒み、強い波動を感じました。
そして、仕方なく神社を出てベースキャンプに戻る途中坂の上を見ると・・・
なんだかよくからないものがさかのうえで暴れていました。
俺だけしかそれは見えていません。
ただ、友人Hは気配だけはするとしか言いませんでした。
そして、家に帰り、しまでとった写真を見ると、
間違いなく人の影がくっきりと映っていました。