投稿者:宝塚過激団さん
女友達たちの話です。
「ねぐせのように」と同じ店での話。もうだいぶ前らしいです。
ある日の夜、店の中には客が一組2、3人だけだったそうで、
友人は客と酒を飲みつつ話していたそうです。
その時、この話をしてくれたもう一人の女友達は
入り口横の洗い場で洗い物をしていました。
その彼女が洗い物をしていると、
フッ、と後ろの店内でしていた話し声が途切れました。
あれ?とは思いましたがそのまま洗い物を続けていると、
「・・・・・今の見た?」
「見た・・・男だったね」
という会話が。
聞いてみると、
”店の入り口に黒い男の人影があらわれて立ってた”
とのこと。
洗い物をしてた彼女からは背中側すぐ後ろです。
「うわ~、いややわ・・・なんやってんやろ?」
それでその日は終わりました。
次の晩また同じ時間頃、シュチュエーションもほとんど同じです。
彼女が洗い場・厨房にいたらまた客達と女友達の会話が途切れました。
こんどはその黒い影の男が少し店の中へ入ってきて消えたそうです。
そしてさらに翌日の晩、また同じ時刻頃。
客の声が途切れました。
今度は店の奥まで入ってきたそうです。
店主である女友達はこのままほっとくのはヤバイ、と判断、彼女に頼みました。
「今すぐ店の四方に盛り塩してきて!」
「・・・アタシがやんの?」
「お願い!」
んでもってトイレも含め店の四方などに盛り塩をしましたそうです。
次の晩はもう何もなかったとのこと。
その後女友達(盛り塩をした彼女ではないほう)の親戚に
その日周辺が命日だった人がいたのがわかったそうです。
その人が来たのでは?ということでした。