投稿者:しげにょさん
去年の秋ごろの話です。
その頃私は学校の図書室で借りた恐い本にハマっていて
その日も寝る直前までその本を読んでいました。
最後まで読み終わり、さあ寝ようと思ったのは
夜中の1時を少しばかり過ぎていて、
私はいそいそとベッドにもぐりこみ布団をかぶって
部屋の電気を消しました。
数分が過ぎ、私がうとうとしかけた頃、
いきなり耳元で男の人の怒鳴り声が聞こえてきたんです。
その時私は横向けに寝ていたので、
正確には枕から聞こえてきたといった感じです。
連日の夜更かしのせいで疲れきって、
さらに寝ぼけていた私は私は
(「ああ、誰かが私に怒ってるなあ・・・」)
くらいにしか思っていなかったんです(なんて奴)
そうしたら・・・・・・・
その男の人はさらに怒り、怒鳴りながら私の枕を下から
殴るようにたたき上げました。
それでも眠気の覚めない私はそのことに急に怒りだし、
(「私が悪くてすいましぇん!!!」)
という具合に頭の中で怒鳴り、何事もなかったように寝てしまいました。
その男の人は私の何に怒っていたのでしょうか?
怒鳴られている時は何て言ってるのかわかっていたんですけど、
寝て起きたらわからなくなってしまっていました。
恐い感じはしなかったので、悪いものではないと思いますけど・・・・・・。
結局幽霊も私の眠気には勝てなかったということなんでしょうかね。