投稿者:源さん
中学校の時の話です。
修学旅行で自分達は山口~福岡に行きました。
広島を新幹線で出発し、山口へ。
その後はバスで移動、そして下関の
関門海峡のサービスエリアで休憩しました。
その時、平家の最後の地である関門海峡の海を見ようと、
海の見える展望台に一人行き海を眺めていました。
その時です、ガチャガチャと言う鎧の擦れ合う音と、
ジャリッと言う草鞋であるくような音が近づいてきました。
そして、自分の後ろで止まり言いました。
「平家の血は根絶やしにしてやる。
赤子一人とて逃がさぬ。・・・お覚悟っ!」
はっ?と振り返ると自分の後ろには誰もいません。
「一体・・・なんだったんだ?」
当時はそう思うだけでした。
今は平家の血を継ぐ自分が、あの場にいたため
当時の亡霊が迷い出てきたのだろう・・・と思います。