投稿者:りえんさん
私が中学3年の時の話しです。
私はバスケ部で朝の練習(朝練)のため
友達と2人で朝6時頃に体育館に入りました。
体育館には幽霊がいるのは知っていました。
授業中に笑い声が聞こえることもしばしばありました。
でも姿は見たことはなかったのです。
私達は朝、体育館に行ったらまずすることがあるのです。
まずは、ギャラリー(観客席)を走ることと、もう一つ、男子もバスケをするために
コートの真ん中で区切るんですが、
大きな網をひもで引っ張って伸ばし区切るんです。
網は重いのでいつも二人で引っ張っていました。
その時もそうでした。
私達はギャラリーを走る前に網をしようと思いました。
階段を上がって網の所につき、引っ張っていました。
私はその日階段を上がっているときに
誰かがついてきているな~っと思ってましたが
友達が怖がるし気のせいかもしれないので言わなかったのです。
私が階段を背に向けて網を引っ張って、
友達が階段の方を向き引っ張っていました。
「今日なんか寒ない?」
「そうかな?」
そんな話をしていたやさき、友達が叫んだのです。
私はびっくりしてなぜか後ろを向いてしまったのです。
そこには、白いワンピースを着た髪の長い女の子が
丁度しゃがんでいくところで
顔は見えなかったのですが、髪の毛がフワっと見えたのです。
友達は泣きながら「今の見た?」といって来ました。
私は、「うん、見た・・・」
私達は、下におりたいのですが降りれず、
ちょっとの間そこでかたまっていました。
「降りる?どうする?」
「おりなしゃあないやろ?」
私達は歌を歌いながら目をつぶってダッシュして降りたのです。
下について二人でさっきあったことを話していたら、
「フフ・・・」と体育館全体に笑い声が聞こえました。
先輩にその話しをすると、
「うちも、1年の時にギャラリーを走ってたら
女の子が後ろから追い越して行ったで・・・」
とゆうような話をしていました。
今、私は高校2年です。
よく中学校に遊びに行くんですがまだ声はしているようです。