みやま市山川町にある「鼻たれ小僧様」
鼻たれ小僧様像
か、かわいい…
民話「はなたれ小僧さま」発祥の地
真弓に正直者の老夫婦がいて、山で刈った柴を南関の町へ売りに
いったのですが全然売れなかったので水神様におわびして
柴を川に流したところ、川から水神様が出てきて
「柴のお礼にこの小僧様をあげよう。この小僧様は
エビナマスしか召し上がらぬ。願い事は何でも聞いて下さる。」
というと消えてしまいました。
気がつくと目の前に、かわいい小僧さんがいましたが
鼻の下に汚いふたすじの鼻汁を垂らしていました。
その小僧様に祈ると、ほしい物が何でも出てきて老夫婦は
大金持ちになりましたがエビナマスをとることと
鼻汁がいやになって、この小僧様を水神様に戻すことにしました。
すると今まで建っていた屋敷も蔵いっぱいの米も消えてしまって、
もとのような貧乏な暮らしになったといいます。
この話に登場します水神様が出てきた底無し淵はこの看板の後ろ、
水神様の像は真弓の釈迦院内にあります。
また、おじいさんが建てた屋敷が地名(屋敷谷)として
残っています。それから小僧様の石像が作られたのを契機として
「民話の里まつり」が大谷区で開催されています。
みなさんもお祈りしてみてがいかがでしょうか?